『VIVANT』第13話で、大きな疑惑を集めた野崎守(阿部寛さん)。
なかでも気になったのが、野崎がクーダン国立飛行訓練所へ電話していたことです。
しかも自分のスマホではなく、公安の和久井から携帯を借りて電話していました。
第13話では野崎を疑う材料の1つに見えたこの通話ですが、第15話まで進んだことで見え方が大きく変わっています。

あの電話は本当に裏切りの証拠だったのでしょうか。第15話を見ると、もう一度振り返りたくなります。
この記事では、野崎がクーダン国立飛行訓練所へ電話した理由や和久井のスマホを使った謎を整理し、第15話で判明した内容も踏まえて考察します。
※ここから『VIVANT』第15話までのネタバレを含みます。
VIVANT野崎はどこに電話した?クーダン国立飛行訓練所への通話を解説
第13話を見て、「野崎はどこに電話したの?」「なぜ飛行訓練所へ電話したの?」と気になった人も多かったのではないでしょうか。
野崎の電話先として判明したのは、クーダン国立飛行訓練所です。
ただし、野崎が電話で何を確認したのかまでは明らかになっていません。
まずは、第13話で判明したことと、第15話までに新しくわかったこと、そしてまだ考察段階の部分を整理してみましょう。
| ポイント | 第15話時点 |
| 野崎がクーダンへ電話した | 判明 |
| 和久井の携帯を借りていた | 判明 |
| 電話先がクーダン国立飛行訓練所 | 判明 |
| 新庄の飛行資格を確認した | 考察 |
| 電話で何を確認したのか | まだ不明 |
| 野崎は日本を裏切った? | 佐野の説明では否定 |
| 野崎の行動 | シンシーへの潜入捜査 |
| 潜入捜査の本当の目的 | まだ不明 |



「わかったこと」と「まだ考察の部分」を分けて見ると、かなり整理しやすくなります。
野崎は誰のスマホから電話した?和久井の携帯を使用
太田梨歩(ブルーウォーカー)が調査を進める中で、ベキが脱獄した時間帯に公安内部から発信があったことが浮かび上がります。
使われていたのは、公安の和久井俊介の携帯電話でした。
ところが、実際に電話をかけたのは和久井本人ではありません。
和久井から携帯を借りていた野崎が電話していたことが判明します。
- 使用されたのは和久井の携帯
- 携帯を借りていた人物は野崎
- 電話先はクーダン国立飛行訓練所
ここまでを見ると、野崎が自分の携帯ではなく和久井の携帯を使っていた点には、不自然さが残ります。
では、飛行訓練所に何を聞こうとしていたのでしょうか。
野崎は新庄の飛行機ライセンスを確認した?【考察】
ここで気になるのが、新庄浩太郎の飛行機の操縦能力です。
第13話では、新庄が飛行機のライセンスを取得しており、プライベートジェットによる国外逃亡が可能だったことが明らかになっています。
そのため、野崎がクーダン国立飛行訓練所へ電話したのは、「新庄は本当に飛行機を操縦できるのか」を確認するためだったのではないかと考えられます。
- 新庄には飛行機を操縦できる能力があった
- 野崎は飛行訓練所へ電話していた
- 新庄はプライベートジェットで国外へ逃亡している
3つを並べると、野崎が新庄の飛行資格や訓練歴について何らかの確認を取っていたという考察につながります。
ただし、「電話で新庄のライセンスを確認した」と劇中で明言されたわけではありません。電話で何を問い合わせたのかは、まだ残されている謎です。
野崎の電話はなぜ裏切りの証拠だと思われた?
ここが、第13話で最も引っかかりやすい部分です。
「飛行訓練所へ電話した=裏切り者」ではありません。
野崎への疑いが強まったのは、電話だけでなく、新庄の逃亡と茨城空港で起きていた工作を合わせて見ると、不自然な点がつながったからだと考えられます。



電話1本だけを見ると「それでなぜ野崎?」となりますが、前後の出来事まで並べると見え方が変わってきます。
東条が茨城空港の監視映像を工作していた
太田の調査では、茨城空港の監視カメラ映像に入っていたノイズにも不審な点が見つかりました。
この工作に関わっていた人物として浮上したのが、警視庁サイバー犯罪対策課の東条翔太です。
つまり、新庄を追う側のすぐ近くで、新庄の本当の逃亡経路をわかりにくくする動きが起きていたことになります。
新庄の逃亡だけなら本人単独の計画とも考えられますが、映像まで工作されていたとなると、協力者の存在を疑いたくなる展開です。
野崎が新庄の逃亡方法を先に知っていた可能性
ここで、クーダン国立飛行訓練所への電話がつながってきます。
もし野崎が電話によって新庄が飛行機を操縦できることを事前に把握していたとすれば、プライベートジェットによる逃亡にも気付けた可能性があります。
- 野崎がクーダン国立飛行訓練所へ電話
- 新庄の飛行資格を確認した可能性
- 新庄が空路で逃げることを把握した可能性
- 茨城空港では東条による監視映像の工作が行われる
- 乃木たちは本当の逃亡ルートから遠ざけられる
この流れが成立するなら、野崎は新庄の逃亡手段に気付きながら、乃木たちには伝えていなかったことになります。
さらに東条の工作までつながれば、単なる「不審な電話」では済まなくなります。
電話そのものが裏切りの証拠なのではなく、電話・新庄の飛行資格・茨城空港の工作という複数の点がつながったことで、野崎への疑いが一気に強まったと見ると分かりやすいです。
第15話でクーダンへの電話の見え方が変わった
第13話の時点では、クーダンへの電話も野崎が裏切っているのではないかと疑う材料の1つでした。
しかし第15話では、佐野部長から野崎がシンシーへの潜入捜査を行っていることが明かされます。
つまり、第13話では裏切りを疑う材料に見えたクーダンへの電話も、第15話まで進むと「野崎が日本を裏切った証拠」とは違う意味を持っていた可能性が出てきます。
むしろ今振り返ると、野崎が乃木たちにも明かせない別の任務で動いていたことを示す伏線だった可能性があります。
ただし、クーダン国立飛行訓練所へ何を確認するために電話したのかまでは、まだ明らかになっていません。
野崎はなぜ和久井のスマホを借りて電話した?
もう1つ見逃せないのが、「なぜ自分の携帯から電話しなかったのか」という点です。
和久井の携帯を借りた理由はまだ明かされていませんが、この行動には大きく2つの見方があります。
自分の通話履歴を残したくなかった?
まず考えられるのは、自分が飛行訓練所へ連絡した記録を残したくなかったという可能性です。
人に知られたくない調査や工作に関係する電話だったなら、自分名義の携帯を避けたことにも説明はつきます。
ただ、ここで少し引っかかります。
痕跡を完全に消したい人物が、同じ公安に所属する和久井の携帯をわざわざ借りるでしょうか。
実際、第13話ではその通話記録をたどられ、野崎へと行き着いています。



隠したかったにしては、後から追える場所に履歴が残っているのが気になります。
あえて後から追える痕跡を残した?
逆に考えると、野崎は「誰かに後から気付かせるため、あえて痕跡を残した」可能性もあります。
| 考察 | 考えられる意味 |
| 痕跡を隠したかった | 自分の携帯に通話履歴を残したくなかった |
| あえて痕跡を残した | 後から乃木や太田に気付かせる意図があった |
もし後者なら、野崎はただ逃げているのではなく、乃木たちに何らかのメッセージを残しながら動いていることになります。
ただし、和久井の携帯を使った本当の理由はまだ判明していません。「痕跡を隠した」「わざと残した」のどちらも現段階では考察です。
太田はどうやってクーダンへの通話にたどり着いた?
野崎の電話と同じくらい、「なぜ?」となるのが太田の調査です。
そもそも太田は、なぜ数ある記録の中からクーダン国立飛行訓練所への通話にたどり着いたのでしょうか。
第13話では、太田の調査によって茨城空港の工作や公安内部の不審な発信が次々と浮かび上がっていきます。
一方で、「なぜクーダン国立飛行訓練所に注目したのか」について、細かい調査過程までは説明されていません。
新庄の逃亡ルートや飛行資格を調べていく中で、関連する通信記録にたどり着いた可能性はあります。
ただ、ここも「野崎が何を確認したのか」と同じく、まだ埋まっていないピースです。
第15話で野崎は潜入捜査と判明!クーダンへの電話も伏線だった?
第13話では「野崎まで裏切った?」という衝撃を残しましたが、第15話でその見方は大きく変わりました。
野崎は日本を裏切ってシンシー側についたのではなく、シンシー内部へ入り込むために動いていたことが明らかになります。
そうなると、第13話で怪しく見えたクーダン国立飛行訓練所への電話も、別の意味を持って見えてきます。
佐野部長は野崎が日本を裏切っていないと知っていた
第15話で重要な役割を果たしたのが、野崎の上司である公安部長・佐野雄太郎です。
佐野の説明から、野崎の一連の行動はシンシーへの潜入捜査に関係していたことが分かりました。
第13話では野崎の電話や行動が「裏切り」の証拠のように見えていましたが、実際には敵側へ入り込むため、味方にも真相を伏せていたと考えられます。



第13話では完全に怪しく見えましたが、第15話まで見ると「あえて疑われる動きをしていた?」と見方が変わりますね。
別班員の拉致もシンシーへ近づくためだった?
野崎は、黒須たち別班員の拉致にも関わる行動を取っていました。
味方側から見れば完全な裏切りにも見えますが、第15話の佐野の説明からは、シンシーから信用を得て内部へ入り込むための行動だったと考えられます。
ここまで徹底して味方にも正体を隠していたのなら、クーダンへの電話についても、表向きとは違う目的があった可能性があります。
クーダンへ電話した本当の目的はまだ未回収
ただし、第15話で野崎の立場が判明しても、クーダン国立飛行訓練所への電話そのものの謎がすべて解けたわけではありません。
現時点でも、野崎が電話で何を問い合わせたのかは明言されていません。
- 新庄の飛行資格や訓練歴を調べていた?
- 新庄の逃亡ルートを確認していた?
- 潜入捜査に関わる別の情報を確認していた?
- 和久井の携帯を使ったのも何らかの意図があった?
そのため、「野崎が潜入捜査だった」ことと「クーダンへ電話した理由」は分けて考える必要があります。
潜入捜査だったと分かったことで電話の見方は変わりましたが、通話内容そのものは今も残る伏線です。
まとめ
今回は、『VIVANT』野崎がクーダン国立飛行訓練所へ電話した理由と、潜入捜査との関係について整理しました。
- 野崎は和久井の携帯を借りてクーダン国立飛行訓練所へ電話していた
- 電話で何を確認したのかはまだ明らかになっていない
- 新庄の飛行資格や訓練歴を確認した説は引き続き考えられる
- 第13話では電話や東条の工作が重なり、野崎への疑いが強まった
- 第15話で野崎はシンシーへの潜入捜査中だったことが判明
- クーダンへの電話も野崎が別の任務で動いていたことを示す伏線だった可能性がある
- 潜入捜査の本当の目的や電話内容にはまだ謎が残っている
第13話では「裏切りの証拠」に見えたクーダン国立飛行訓練所への電話。
しかし第15話まで進んだことで、野崎が日本を裏切った証拠ではなく、表向きとは違う任務で動いていたことを示す伏線だった可能性が出てきました。
それでも、野崎がなぜ和久井の携帯を使ったのか、クーダンで何を確認したのかはまだ残されたままです。



潜入捜査だったことは分かりましたが、あの電話の意味まで全部回収されたわけではないんですよね。
クーダンへの1本の電話が、野崎の潜入捜査とどのようにつながるのか、今後の回収にも注目です。









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