Prime Originalドラマ『犯罪者』で、タイタスフーズの不正を暴こうとしていた中迫と真崎。
二人で告発の計画を進めていたはずが、真崎は中迫に相談せず、タイタスフーズへ3億円を要求する脅迫状を送ります。
真崎は中迫を裏切り、金を奪おうとしたのでしょうか?

真崎が勝手に脅迫状を送った理由や3億円の使い道、中迫との関係を原作の内容も交えて解説していくよ
この記事を読んでわかること
⚫︎真崎が勝手に脅迫状を送った理由
⚫︎真崎は中迫を裏切ったのか
⚫︎真崎が要求した3億円の使い道
⚫︎真崎と中迫の関係
⚫︎息子・雄太と黄緑色の手袋の意味
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ドラマ【犯罪者】真崎はなぜ勝手に脅迫状を送った?
真崎は被害者を救う資金を中迫を巻き込まずタイタスフーズから得るため、中迫を脅迫から切り離した状態で独自の計画を進めました。
中迫は、メルトフェイス症候群の原因がタイタスフーズの商品にあることを知り、旧知の産廃業者・真崎省吾へ協力を求めました。
ところが、その後タイタスフーズには差出人不明の脅迫状が届きます。
中迫は脅迫状の存在を知らされておらず、真崎が一人で計画を進めていたことがわかりました。(参照:Prime Video『犯罪者』第2話)
【犯罪者】真崎は正攻法ではタイタスフーズに対抗できないと判断した?
真崎が脅迫という手段を選んだ理由の一つは、正攻法で告発してもタイタスフーズに握り潰されると読んでいたからと考察します。
ドラマの真崎は、企業やマスコミがどのように動くかを深く読み、何手も先まで計画を組み立てています。



真崎はただマスコミへ情報を流すだけでは、タイタスフーズに事実を否定される可能性や関連してる衆議院議員の磯辺に握り潰されてしまうことも読めるクレーバーな人間として描かれているね
その慎重さから見ると、社内からの告発だけでは被害者を救えず、企業側が証拠を処分する危険もあると判断していた可能性があります。
原作でも、真崎が作り上げた計画は「周到な犯罪」として物語の重要な鍵になっています。(参照:KADOKAWA『犯罪者 下』)
真崎が脅迫のことを中迫に知らせなかったのは計画の漏洩を防ぐため?
真崎が中迫へ脅迫状のことを話さなかったのは、計画がタイタスフーズ側へ漏れるのを防ぐためだった可能性があります。
中迫はタイタスフーズの社員です。脅迫の計画まで知っていれば、幹部から問い詰められた際に、態度や言葉から何かを察知される危険があります。
実際にドラマでは、中迫は幹部から脅迫状が届いたことを聞かされ、本当に驚いた表情を見せました。



その様子を見た上層部は、中迫が脅迫に関与していないと判断しているんだよね
中迫に何も知らせなかったからこそ、演技ではない反応が出て、社内での疑いを避けることができました。
これは真崎が最初から狙った結果だったとも読み取れます。
真崎が自分一人で行動した背景には、中迫を計画から切り離し、会社に残ったまま内部の状況を確認できる立場にしておく狙いもあったのかもしれません。
真崎は中迫を裏切ったのか?
真崎は中迫に黙って計画を変えましたが、私腹を肥やすために裏切ったわけではありません。



でも中迫から見れば、会社の不正を告発するために預けた証拠を、真崎が勝手に脅迫へ利用したことになって裏切りとも取れる行為だよね
しかも、真崎はタイタスフーズに大金を要求したまま姿を消しました。
事情を知らない中迫が、真崎は金に目がくらんだのではないか、最初から自分を利用するつもりだったのではないかと疑っても不思議ではありません。



でも原作で真崎の目的が明かされると、3億円を私利私欲のために脅迫したのではないことがわかります。
真崎の行動は中迫への相談を欠いた独断ではありますが、金銭目的の裏切りではありませんでした。
ドラマ【犯罪者】真崎が要求した3億円の使い道
真崎は3億円をメルトフェイス症候群の被害者がタイタスフーズや国と闘うための資金にするつもりでした。
メルトフェイス症候群を発症した子どもたちとその家族は、その後も治療や生活上の困難を抱えていくことになります。
さらに、大企業や国を相手に商品の責任を追及するには、長期間の裁判に耐えられるだけの資金が必要です。
原作では、真崎が得ようとした金を被害者の会へ渡し、タイタスフーズと国を相手に裁判を起こせるようにする計画だったことが明かされます。
KADOKAWAの書籍紹介でも、真崎の計画を引き継いだ修司たちの目的は「犠牲者を救済するため」とされています。(参照:KADOKAWA『犯罪者 下』)



真崎は、タイタスフーズが商品の販売で得た利益の一部を奪い、被害に遭った子どもたちへ返そうとしていたんだよね



目的は被害者救済ですが、脅迫状を送り、大金を要求した行為そのものは犯罪だね。
正義を実現するために犯罪へ踏み込んだ真崎の矛盾は、作品タイトルである「犯罪者とは誰なのか」という問いにもつながっています。
ドラマ【犯罪者】真崎と中迫の関係は一体どんなもの?
真崎と中迫は昔からの友人で、子どもを通じた家族同士のつながりもあり、中迫が会社の重大な秘密を打ち明けられるほど信頼の深い間柄でした。
真崎と中迫は昔からの友人で信頼し合える間柄だった
真崎の息子・雄太と中迫の娘・敦美は同級生で、ともに持病を抱えていたことから、真崎と中迫は家族を通じてもつながっていました。(参照:本が好き!『犯罪者 上』書評)
ドラマでは旧知の間柄、原作では昔からの友人として描かれています。
真崎省吾と中迫武は、ただの仕事上の付き合いではありませんでした。
サンプルを廃棄するためにやってきた真崎に中迫がサンプルを預かってくれと頼んだのは「真崎を信用して」いたからに他なりません。
そして真崎はサンプルを一時預かり、その後とあるマンションの部屋に運んでくれという中迫の依頼を受けて「内部告発」という思惑を察し、自ら協力することを提案したのです。(参照:Apple TV『犯罪者』第2話)



中迫に告発をレクチャーする真崎はかなりクレーバーであり、先読みのできる人物をして描かれているよね
そして真崎は頼まれた証拠を保管するだけでなく、中迫にタイタスフーズを逃げられない状況へ追い込む計画を立てます。
真崎が独断で脅迫状を送ったことは二人の信頼を揺るがしますが、金銭に目が眩んでしまって、被害者を救いたいという目的まで捨てたわけではありませんでした。
【犯罪者】真崎が勝手に脅迫状を送った理由まとめ
真崎は中迫を利用して金を奪おうとしたのではなく、正攻法ではタイタスフーズに対抗できないと判断し、独自に脅迫計画を進めた可能性があります。
中迫に知らせなかったのも、計画の漏洩を防ぎ、脅迫への関与を疑われないようにするためだったと読み取れます。
要求した3億円は自分のためではなく、メルトフェイス症候群の被害者がタイタスフーズや国と闘うための資金でした。
勝手に計画を変えた点では中迫を裏切ったように見えますが、真崎が最後まで救おうとしていたのは、病気によって人生を奪われた子どもたちとその家族だったのです。










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