Netflixドラマ『ガス人間』で京子が動画配信者兄妹に名乗った「dadashow」という名前、劇中の細部として気になった方も多いのではないでしょうか。

dadashowの意味、気になりますよね~。こういう小さな名前の伏線、見逃せないタイプなんですよ。
この記事では「dadashow」の意味と正体を、公式情報をもとに整理していきます。
この記事でわかること
- dadashowの意味とは何か
- dadashowの正体は誰か
- dadashowとヨン・サンホの関係
dadashowの意味とは?
dadashowからのコメントをもらったオカルトYouTuber兄弟。dadashowの意味についてまずはチェックしていきます。
dadashowの語源は?
dadashowは、ヨン・サンホ氏が過去に設立した制作会社「Studio DADASHOW」に由来すると考えられます。



脚本家自身のキャリアが偽名に忍ばせてあるなんて、ちょっとした発見ですよね。
Netflix公式サイトの発表によると、『ガス人間』の脚本とエグゼクティブプロデューサーを務めているのはヨン・サンホ氏です。
同氏は『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『地獄が呼んでいる』などで知られる韓国の作り手として紹介されています。
そして、シネマトゥデイの出演作リストページを確認すると、ヨン・サンホ氏の過去作品には「Studio Dadashow」という制作会社の名前が複数の作品にわたって登場しています。
単発の呼称ではなく、氏のキャリアに長く紐づいてきた会社名であることがうかがえます。
つまり劇中で京子が名乗った「dadashow」は、単なる思いつきの単語ではなく、脚本を手がけたヨン・サンホ氏本人のキャリアに由来する固有名詞である可能性が高いということになります。
こうした細部への仕込みは、脚本家自身の作家性を物語の奥に静かに刻み込む手法とも言えそうです。
表向きは動画配信者兄妹の物語を彩る小道具に過ぎない偽名ですが、その一語に制作者の歩みが重ねられていると考えると、視聴後の見え方が少し変わってくるのではないでしょうか。
ダダイズム由来説はある?
公式な言及はありませんが、「DADA」という単語自体は20世紀初頭の芸術運動「ダダイズム」を連想させ、京子というキャラクター像とも重なる部分があります。



名前ひとつでここまで読み解けるの、脚本の作り込みを感じますね。
ダダイズムは、既存の常識や秩序を壊す、不条理、混沌といった思想を特徴とする芸術運動です。
京子は記者という立場でありながら裏でガス人間を操り、正義と復讐の境界に立つ人物として描かれています。
表の顔と裏の顔が入り混じるこのキャラクター造形は、ダダイズムが持つ「秩序への反抗」「本物と偽物の境界を崩す」という世界観と、確かに響き合う部分があるように感じられます。
ただし、これはあくまで劇中の演出やキャラクター像から読み取れる解釈のひとつであり、脚本サイドから「ダダイズムを意識した」という公式な発言は確認されていません。
Studio DADASHOW由来説と比べると、根拠となる一次情報がない分、可能性のひとつとして留めておくのが適切です。
こうして複数の角度から名前の意味を考えてみると、「dadashow」という一語に、脚本家の実際のキャリアと、キャラクターの内面を映す暗喩と、両方が重ねられているのかもしれません。
単なる偽名として片付けるにはもったいない仕掛けだと感じます!
dadashowの正体は誰?
dadashowは京子だった
「dadashow」の正体は、記者・甲野京子(演:蒼井優)でした。



記者という表の顔とのギャップ、じわじわ効いてくる展開ですよね。
物語序盤、動画配信者の兄妹・富士太と華歩(林遣都・広瀬すず)が、ある地下アイドルのミュージックビデオにガス人間らしき姿が映り込んでいることを突き止め、動画で公開します。
すると、ハンドルネーム「dadashow」を名乗る人物から、情報を100万円で買いたいという連絡が入るところから、この名前は視聴者の前に姿を現します。
その後、富士太たちがガス人間の手がかりを追って廃墟へ向かうと、そこに現れたのが京子でした。ここで、動画配信者兄妹に接触してきた「dadashow」が京子本人だったことが明らかになります。
記者として事件を追う立場でありながら、裏では別の名前を使って情報収集を進めていたという二重性が、このキャラクターの奥行きを一気に感じさせる場面です。
表向きは事件の真相を追う記者でありながら、水面下では別の顔で動いていた京子。この二面性こそが、物語全体を通じて彼女というキャラクターを読み解く鍵になっているように感じられます。
正体が判明するのは何話?
京子が「dadashow」であることが明らかになるのは、第4話 恐怖地帯です。



中盤のこのタイミングで明かされるからこそ、後半の展開に一気に緊張感が出ますよね。
富士太たちがガス人間の手がかりを追って廃墟にたどり着き、そこにガス人間本人が現れる場面から、物語は一気に核心へと近づいていきます。
カメラを仕掛けていた富士太たちの前に京子が姿を見せることで、視聴者は第4話のにして「dadashow」の正体を知ると同時に、京子がガス人間そのものを操っていた事実にも直面することになります。
この場面までは、京子はあくまで事件を追う記者として描かれていました。だからこそ、第4話というタイミングで正体が明かされることは、単なる謎解きの答え合わせというより、これまで積み重ねてきた京子というキャラクターの見え方を根本から覆す転換点になっています。
全8話中の折り返し地点というタイミングも、物語の構成として絶妙だと感じます。
序盤で何気なく登場した「dadashow」という名前が、第4話で一人の人物の二重生活とつながる瞬間は、伏線の張り方としてもよくできていると感じます!
京子がdadashowを名乗った理由は?
記者という立場を隠し、動画配信者兄妹から情報を引き出すために、別の名前が必要だったと考えられます。



記者としての顔のまま近づいたら、絶対に警戒されますよね。
京子は報道記者として、テレビ局JNTの生放送でガス人間による事件を取材する立場にありました。一方で、富士太たちが偶然つかんだガス人間の手がかりは、京子にとって事件の核心に関わる重要な情報です。
もし記者という本来の肩書きのまま接触すれば、取材対象としての緊張感が生まれ、素直に情報を渡してもらえない可能性が高くなります。
「dadashow」という匿名のハンドルネームを使い、情報を買い取る側の一個人として近づくことで、京子は自分の立場を隠したまま、富士太たちが掴んだ情報に直接アクセスしようとしたと考えられます。
これは単に正体を隠すためというより、記者としての公的な立場と、ガス人間を操る側としての私的な目的、その両方を同時に成立させるための手段だったとも読み取れます。
表の顔である記者と、裏の顔であるdadashow。
この使い分けは、京子というキャラクターが物語を通じて背負っている二重生活そのものを象徴しているようにも感じられます。
dadashowとヨン・サンホの関係
ヨン・サンホはガス人間の脚本・EP
ヨン・サンホ氏は『ガス人間』の脚本とエグゼクティブプロデューサーを兼任しています。



脚本とEPを兼ねる立場だからこそ、こういう仕込みができるんでしょうね。
Netflix公式サイトの発表によると、ヨン・サンホ氏は『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『地獄が呼んでいる』、『寄生獣 -ザ・グレイ-』など、日韓で数々の話題作を手がけてきた作り手です。
今回の『ガス人間』では、脚本のリュ・ヨンジェ氏と共同で脚本を担当しながら、エグゼクティブプロデューサーとしても作品全体の舵取りを担っています。
脚本とEPという、物語の中身にも制作全体にも深く関わる立場を兼任しているからこそ、劇中の細部に自分自身の痕跡を残すという選択が可能になったとも言えます。
「dadashow」という偽名は、まさにこうした立場だからこそ実現できたイースターエッグ(映画・ドラマ業界で作り手が仕込む小さな遊び心のある要素のこと)と捉えると、腑に落ちる部分が多いです。
物語の本筋に影響を与えるものではないけれど、知っている人にだけそっと届く仕掛け——そんな性質のものと言えそうです。
こうした小さな仕込みは、決して声高にアピールされるものではなく、あくまで物語の余白にひっそりと置かれているところに、作り手としての遊び心を感じます。
記事のまとめ
ここまで、Netflixドラマ『ガス人間』で京子が名乗った「dadashow」という名前の意味と正体について見てきました。
この記事のまとめポイント
- dadashowは、ヨン・サンホ氏が過去に設立した制作会社「Studio DADASHOW」に由来すると考えられる
- 「DADA」という単語自体にダダイズムを重ねる解釈も可能だが、こちらは公式な裏付けのない考察の域
- dadashowの正体は記者・甲野京子で、第4話でその事実が明らかになる
- 京子が偽名を使ったのは、記者という立場を隠して動画配信者兄妹から情報を引き出すためと考えられる
- 脚本とエグゼクティブプロデューサーを兼任するヨン・サンホ氏だからこそ実現できた、イースターエッグ的な仕掛けと言える
一見小さな偽名ひとつにも、脚本家自身のキャリアとキャラクターの内面、両方が重ねられていると考えると、物語の見え方が少し変わってくるのではないでしょうか。










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